まず始めに、
多くは望まないから手取り早くPCC OSCE合格に近づきたいという人は、下記の記事を読むことを強くお勧めします!
ブログ内で1番お勧めの記事で合格に必要な鑑別・問診・身体診察のエッセンスを紹介しています。
この記事を読む場合、細かい部分にはこだわらず太字の部分を読んでください!
考え方の大筋をつかめれば勉強効率を上げる参考になると思います。
目的・必要なレベルについて
目的は、PCC OSCE合格や臨床につながる思考法・勉強法を紹介することです。
思考法のコンセプトは、PCC OSCE合格に必要な知識は持っている(CBT合格レベルの知識で十分)⇨系統的・網羅的に知識を活用するための分類や枠組みを紹介するというものです。
勉強法はステップごとに紹介しました。
CBTを終えて病院実習をしている、または4年生以下でもCBT合格レベルの知識があれば十分理解できる内容です。
読み終わった時にどうなれそうか
・実習後オスキーの勉強・対策の仕方・覚えるべき内容が分かる
・単純な暗記による勉強法に比べて、忘れにくい、覚えやすい
・暗記していなくても想起できる鑑別・問診が増える
・系統的・網羅的・再現性の高い鑑別・問診をするためのヒントが見つかる
・PCC OSCEの合格が近づく(合格に練習はやはり必要ですが・・・)
以上が達成できるように自分なりにまとめたものを紹介します。
勉強方法の全体像について
#のある記事を番号順に読んでいくことをおすすめします。
この記事(#2)が基幹記事で、全体像となる木の幹のような存在です。
#3以降の記事(枝のような存在)に具体的な勉強法が書かれています。
それでは、Post CC OSCEの勉強方法をステップごとに紹介していきます。
ステップ1:鑑別臓器・鑑別病態⇨鑑別疾患の考え方を理解+型がない問診の仕方を理解・身につける
ステップ1ー1:鑑別臓器・鑑別病態を系統的・網羅的に挙げる+型がない問診ができるようになる
ステップ1ー2:鑑別臓器・鑑別病態から鑑別疾患を系統的・網羅的に挙げられるようになる
#6はステップ1の総まとめ的な位置づけの記事。
ステップ1では以下のチャートを実践できるように考え方を理解することが目標。
ステップ2:型がある問診を理解・身につける
型となる問診をゴロ・問診セット・なぜその問診が必要かを考えながら覚えていく
・問診は、自己紹介・患者確認・主訴・詳しく教えてくださいの後に、上記の番号順で進めていく。
#8を覚えることで以下のチャートで使う問診に役立てる。
#8以外は型通りに問診すれば良いので、記事のゴロを考え方込みで覚える
ステップ3:どのような身体診察をすれば良いか理解する
身体診察の2種類の型をゴロなどを使いながら覚えてしまう
ステップ4:メモ・プレゼンの型を理解する
メモ・プレゼンの成り立ちについて理解する
#13メモ・プレゼンを主訴、現病歴、ROS、既往、身体所見、鑑別疾患とアセスメント、(今後の検査・治療について)の順に報告できるように型を覚える。
ステップ5:各論を通してステップ4までの理解を深める+症候ごとのコツを押さえる
各論で症候ごとの勉強をする
各論:37症候一覧
ステップ6:友達と練習してステップ5までに理解したことを実践レベルに昇華する
友達と練習あるのみ
友達からフィードバックをもらって修正していく
上記の方法でコアカリの表(Post CC OSCE1ー2ヶ月前に大学から配布される冊子にある37症候で考えるべき鑑別・問診・身体診察をまとめた表)にある鑑別疾患・問診項目・身体診察項目が時間内に8割以上は埋まることを確認しておく(完璧を目指す必要はないと個人的には思います。完璧に項目を埋められていなくても僕を含め多くの人は合格していたからです)
#14 簡易まとめ(工事中、要点のみ箇条書きする予定)
(固有疾患リスト、解剖リスト、病態リスト、問診のリストなどのリンクを集めておく)
#15 この勉強方法でカバーできていないものについて(工事中)
まとめ
まとめ書く予定。
次はPCC OSCE対策の第一歩となる解剖を利用したアプローチについて紹介します。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
Post CC OSCEの対策・勉強方法を紹介させて頂きましたが、PCC OSCEに合格するに一番必要なのは自分に合った勉強法で練習を繰り返すことだと思います。
僕の勉強法が少しでもその参考になり、お役に立てば嬉しいです。